“JOHN SCOTT” NEW ITEMS
JOHN SCOTTの新作が入荷しています。
既にTwitter等でも告知していまして、ご覧頂けている方も
多くいらっしゃるのを拝見しました。
嬉しい限りです。
オープン当初から展開しています、数少ないブランドのひつつ、
版の大きさの違いはあっても、アイテムとしては
そこまで大きく変わることがない分、素材と色の組み合わせの面白さを、
楽しんで頂くところだとは思いますが、今回は↓をご用意しています。
定番色的な立ち位置として、確固たる地位を築いている
BLACK WATCH(ブラックウォッチ)。
過去のブログで取り上げた回もありますが、
当店でもブランド・アイテム問わずに用意していることの多い
カラーリングです。
『ネイビー×グリーンの深遠なるハーモニー(@デイリー・エクスプレス紙 風)』や、
『完璧なマリアージュ』(@フィガロ紙 風)
と言われてもおかしくない配色は、
皆さんにも馴染み深いものでないでしょうか?
モヘアの素材と言いますと、その弾力性や光沢から、ストールあたりですと
「フェミニンで甘いイメージ」
を受けたりします。
ただ↑のストール、結構目を詰まらせて編み上げてあり、
柔らかなフェルトのようなものに近い印象を受けます。
甘い素材なんだけど重厚で、かつネイビー×グリーンの色出しの曖昧さが、
却って品質の確かさにつながっているように思います。
BUCHANAN(ブキャナン)もタータンチェックの中では、
渋派手(?)パターンとして認知されているものです。
これは以前のかわら版で取り上げてましたので、
そちらもご覧頂くと良いかと思います。
多色使いが特徴的なBUCHANANですが、
今回のは特にイエローが立っている(強く見える)だけあって、
ダークカラーの多いアウターの首元で、一段と華やかに見えるのは
間違いなさそうです。
おいおいのコーディネイトで多様する事になるかも知れませんので、
先にイメージを膨らませて頂けますと幸いです。
この配色のタータンは、他ブランドも含めておそらく初だと思います、
パープル~ネイビー~ホワイトに至る、
気品を感じさせるタータンだと思います。
商品ページでご覧頂けます様に、“ワーテルローの戦い”の際の
勇猛果敢なエピソードにルーツを持つタータン。
こういう歴史・戦争絡みになってきますと、世界史フリーク(?)の自分としては
心躍るものがあり、商品説明のテキストが尋常でない長さになったため(・・・)、
相当削って省略する事になった、作者泣かせ?のタータンだと思います。
三者三様、素材も違えば配色も異なるあたり、
タータンの持つ奥深さのように思います。
ちなみに今回ご用意したもの、昨今のストールに比べますと
いささか長さが足りないので、かえって巻き方・結び方に頭を悩ます必要がなく、
清々しい位の潔さを感じるシリーズです。
シンプルな2パターンの着用例を、各アイテムページでご覧頂けますので、
参考がてらのぞいてみて頂ければと思います。
宜しくお願いします。