FilMelange NOLAN
改めて、FilMelangeの『NOLAN』を取り上げます。
入荷自体は以前お伝えしていまして、
ご覧頂いている方も多くいらっしゃるNOLAN。
既にSOLD OUTのお色があるとこが見られる辺りから、
おおむねご好評を頂いているカーディガンです。
もともと先シーズンまでの話ですが、「RUPERT」という、
FilMelangeの秋冬アイテムの中でも根強い人気を誇っていた、
隠れ名作と言われていたカーディガンがありました。
“洗えるメリノウール”という画期的な素材を踏まえつつ、
お色直し的アップデートを施してリリースされたのが、
今作のNOLANというわけになります。
ディテール・デザイン的には、オーセンティックなカーディガンのセオリーに
則った様なシンプルなものです。
セオリーの中には、FiLMelageセオリー的なものも健在でして、
脇線がシームレスな“筒胴”な編み方であったり、
スウェットアイテムにも見られる縫製を共有していたりします。
英国モノのニットで見られるフルファッションドではなく、
カットソーのような作りにしていることが、
様々な意味で扱いやすくコストを抑えられているので、
デイリーユースに相応しい仕上がりになっていると思います。
（この素材を使って編み上げていったら、
恐ろしい価格帯になりますからね．．．真っ当な選択をしています）
でここ数シーズン、こちらのカーディガンを名作たらしめている
大きな要因が、
“洗えるメリノウール（Washable Merino Wool）”
になるのですが、それに関しては↓の画像をご覧下さい。
一から書き起こすにはさすがに大変そうでしたので、
以前の特集で『メリノウールの項目』に触れていましたので、
抜粋して転載しています。
自分で作っておいてなんですが、
「マジか．．．スゲぇな、おい」
といった感想を抱いてしまいました
（笑。特集そのものより、糸の方ですが）
そういう観点からしますと正直な話、
プライス以上のクオリティがあるのでは？とも思っています。
まだ、本格的なコーディネイトまでフォロー出来ていませんが、
自分としてはおそらく↑のようなイメージを考えています。
カットソーの上から軽く羽織って頂くのが気分かと。
良い意味で、力を抜いて頂くようなスタイリングをお勧めします。
昼間の間はまだまだ暑さが残りますが（一体いつまでなんだ、おい．．）、
夕暮れ～朝方にかけては幾分か秋の気配を感じます。
それでもウールは．．．と気に掛かる方もいらっしゃるかもしれませんが、
実際の機能性やスムーズな肌触りからすると、
下手なコットンよりかは快適に思って頂けるだろうと思います。
深みのあるブリティッシュグリーンの色合いと共に、
コーディネイトに取り入れて頂ければと思います。
宜しくお願いします。
