My Vintage。
Dead Stock “US ARMY M-65 Field Pants”
改めてですが、「M-65」を取り上げておきます。
ここ数週間のことだと思いますが、アイテムそのものの
お問い合わせを頂いたり、ご覧頂く方が如実に増えている
アイテムのひとつが、こちらのM-65です。
言わずと知れたミリタリーパンツの名品・定番として、
よくよくご存知の方も多いかと思いますし、ズバリなものや、
あるいはこちらをデザインソースにして作られている現行品?
も数多ありますので、
どこかしらではご覧頂いていらっしゃるかと思います。
当ブログでも何度か取り上げてましたので、詳しい説明は割愛させて頂き、
過去ログをそっと読んで頂けましたら幸いです。
で本題に入りまして、「My Vintage」のご紹介です。
My Vintageなどと言いますと、何やらモノ自慢な感じにも聞こえるので、
自分としては
『使用前・使用後』
の方がしっくり来るのですが、ともかく4年くらい穿いていたらこうなった、
というのが↑です。
ミリタリーアイテム、軍モノそれ自体をヴィンテージと称するなら、
“コットン100%>その他”
な風潮がどこかしらにあるジャンルですし、
僕自身も製造年はそれなりに古いが、ナイロン混紡だからそんなに変わらないだろー、
と高を括っていたところもあり、特に注意を払っていませんでした。
でしたが...
当たり前と言えば当たり前ですが、意外とはっきりとした色抜けが出ることや、
だいぶ生地も柔らかくなるのね、というのが正直なところです。
洗濯方法や洗う頻度は、個人差があるので一概には言えませんが、
本来オリーブドラブな濃色だったのが、ややグレイッシュな向きの強い、
悪くないエイジング感が見られる一本のように思っています。
個人的にショーツやそれに類する半端丈?なボトムス代わりとして、
極太で風の抜けやすいM-65は、この時期使用頻度の特に多い
アイテムだったりします。
M-65+リネンのシャツにボーダーというのに、
ここ数年はパターン化されているような。
このあたりのデッドストックも放出が少なく、コンスタントに集めにくいことからの
希少さもありますが、コーディネイト的にも非常に重宝するものかと思います。
それぞれのMy Vintageを育てるのも、なかなか乙なことですので、
改めて参考にして頂ければと思います。
宜しくお願いします。