MANIERA ハンドニット ソフトハット

2012.06.10 / アイテム

MANIERA “HAND KNIT SOFT HAT” Navy

 

 

 

MANIERAのソフトハットをご紹介します。

 

 

 

店頭でもそうですし、5minutes-Style内のコーディネイトでも

頻発していますので、既に紹介済みでは?とお思いな方も

多くいらっしゃるかと思われます。

 

しかし何度探してもブログ内では見つからず、アップの連絡だけで

放置していた節がありましたので(...)、再度取り上げておきます。

 

 

 

ハットのデザイン自体は、MANIERAの定番としても良く知られています、

中折れタイプのトリルビーハットで継続されているものになります。

 

 

ラインナップの中でも、サーモシリーズに代表されるように、

いわゆる“型モノ”と呼ばれる、型崩れが起きにくいように

成型されたものが多い中、

「畳めて保管しやすく、軽くて携帯しやすい」

意図で仕上げた、今シーズンからのNEWモデルなのが、

こちらのソフトハットです。

 

 

 

ハットそのものの形はもちろんですが、

自分が気に入ってオーダーした理由のひとつが、

『ギマ加工』

なる素材が使われていたことです。

 

 

このギマ加工、漢字で書きますと『擬麻加工』になるわけでして、

お察し頂けるように“麻=リネン”のような質感を再現した

諸々の素材です。

 

リネンそのものが高価であることから生み出された技術でして、

用途によって綿糸やウール、レーヨンなどに施され、

ドライでシャリシャリとした、まさしくリネンのような

質感を味わえるようになります。

 

 

ギマ加工された綿糸を撚り合わせて、職人さんが一個一個

ハットの形になるように丁寧に編み込んでいった、

MANIERAらしい品質の確かさを感じて頂けるハットになっています。

 

 

 

 

 

MANIERA “HAND KNIT SOFT HAT” Beige

 

 

 

ビーニーやキャップに比べ、好んで選んでいることの多いハット。

 

 

理由を考えてみるとおそらく、「頭が蒸れない」だとか

「髪型が乱れない・つぶれない」、あるいは「良いとこの生まれ・礼儀正しそう」(?)

などが挙げらますが、やはり冬よりかは春~夏での登場頻度の

多いのは間違いないところです。

 

 

あと、純粋なリネン素材でないメリットとして、

「おでこがかゆくなりづらい」こともあります。

 

よくあるヘンプ素材でのハットなどに比べれば、その差は歴然。

かなり快適な毎日を過ごせています。

 

 

 

それと以前もチラッとお伝えしていたかと思いますが、

このソフトハット、MANIERAが参加したパリでの展示会で、

最もオーダーが集中したモデルなんだそうです。

 

 

「外国のバイヤーさん、分かってらっしゃる。

やっぱこれ選ぶでしょ?」

 

と、妙な共感を覚えたことも、

思い入れの深さにつながっているように思っています。

 

 

 

 

型モノのハットとは違うソフトハットは、

へんにかしこまる様なところが少ない分、

比較的チャレンジしやすいのではないかと思います。

 

 

着用事例なんかは散々出ているかと思いますが(笑)、

季節柄、重宝する部分もおおいはずですので、

ひとつご参考がてらご覧頂ければと思います。

 

宜しくお願いします。

 

 

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