MANIERA ハンドニット ソフトハット
MANIERA “HAND KNIT SOFT HAT” Navy
MANIERAのソフトハットをご紹介します。
店頭でもそうですし、5minutes-Style内のコーディネイトでも
頻発していますので、既に紹介済みでは?とお思いな方も
多くいらっしゃるかと思われます。
しかし何度探してもブログ内では見つからず、アップの連絡だけで
放置していた節がありましたので(...)、再度取り上げておきます。
ハットのデザイン自体は、MANIERAの定番としても良く知られています、
中折れタイプのトリルビーハットで継続されているものになります。
ラインナップの中でも、サーモシリーズに代表されるように、
いわゆる“型モノ”と呼ばれる、型崩れが起きにくいように
成型されたものが多い中、
「畳めて保管しやすく、軽くて携帯しやすい」
意図で仕上げた、今シーズンからのNEWモデルなのが、
こちらのソフトハットです。
ハットそのものの形はもちろんですが、
自分が気に入ってオーダーした理由のひとつが、
『ギマ加工』
なる素材が使われていたことです。
このギマ加工、漢字で書きますと『擬麻加工』になるわけでして、
お察し頂けるように“麻=リネン”のような質感を再現した
諸々の素材です。
リネンそのものが高価であることから生み出された技術でして、
用途によって綿糸やウール、レーヨンなどに施され、
ドライでシャリシャリとした、まさしくリネンのような
質感を味わえるようになります。
ギマ加工された綿糸を撚り合わせて、職人さんが一個一個
ハットの形になるように丁寧に編み込んでいった、
MANIERAらしい品質の確かさを感じて頂けるハットになっています。
MANIERA “HAND KNIT SOFT HAT” Beige
ビーニーやキャップに比べ、好んで選んでいることの多いハット。
理由を考えてみるとおそらく、「頭が蒸れない」だとか
「髪型が乱れない・つぶれない」、あるいは「良いとこの生まれ・礼儀正しそう」(?)
などが挙げらますが、やはり冬よりかは春~夏での登場頻度の
多いのは間違いないところです。
あと、純粋なリネン素材でないメリットとして、
「おでこがかゆくなりづらい」こともあります。
よくあるヘンプ素材でのハットなどに比べれば、その差は歴然。
かなり快適な毎日を過ごせています。
それと以前もチラッとお伝えしていたかと思いますが、
このソフトハット、MANIERAが参加したパリでの展示会で、
最もオーダーが集中したモデルなんだそうです。
「外国のバイヤーさん、分かってらっしゃる。
やっぱこれ選ぶでしょ?」
と、妙な共感を覚えたことも、
思い入れの深さにつながっているように思っています。
型モノのハットとは違うソフトハットは、
へんにかしこまる様なところが少ない分、
比較的チャレンジしやすいのではないかと思います。
着用事例なんかは散々出ているかと思いますが(笑)、
季節柄、重宝する部分もおおいはずですので、
ひとつご参考がてらご覧頂ければと思います。
宜しくお願いします。