龍馬。

0913

 

 

 

 

毎日欠かさず書きます、と当初言っていたブログですが、

最近結構すっとぼけているのが気付かれているらしく、

やんわりと常連の方からご指摘を受けたりします。

 

「忙しいんですねー」と...

 

 

 

否定はしませんけど、そういう時に涼しい顔をして

「そんなことないですよー」とブログを更新する、

そんな男気溢れる人物になれればと思いますが、

最近はおろそかになりがちです。

 

猛省しまして、情報をお届けさせて頂ければと思います。

 

 

毎日、原稿用紙2.5枚分の文章を書くなど、

大したことはないでしょう、おそらく...

 

 

 

話は変わって『龍馬』なるタイトルですが、

↑のビッグコーンなるお菓子の面白エピソードがあったので

記しておきます。

 

 

その日、いつものホームセンターへ備品の購入に向かうため、

マイプジョー号(自転車)を漕いで走っていると、

一台のワンボックスカーが後ろから減速して近付いて来ました。

 

おもむろにドアガラスが降り、中から

「お~い、兄ちゃん!松本インターチェンジってのはどこだい!?」と、

威勢の良いおじさんがひと声掛けてきました。

 

今思うと、財津一郎さん?ぽかったような気がします。

 

 

「必死に自転車漕いでる人間とっつかまえて聞いちゃうの?」

と一瞬思いましたが、周りに歩行者は誰もいません、

というより人がいない。

 

ちらっと目をやると、これは珍しい「高知」ナンバーで、

観光でお越し頂いたであろうことは分かりましたので、

ひとまず止まりまして、簡単に説明をしました。

 

 

 

「その先の信号左曲がったら、(指をさして)あっち目指して下さい。

あっちですよー!あっち行ったらインターありますから!」

 

 

あっちとは一体どっちなんでしょう(笑)?

土地勘の乏しい方への説明として、

今となっては最悪極まりない説明だと反省していますが、

その時は急いでいたということもあって、結構ぞんざいな説明に...

 

それでも財津さん(仮)は「ありがとな!」と礼を言って、

立ち去って行きました。

 

 

 

車が去った後、ホームセンターに向かうため同じ信号に向かって進み、

僕が右折しようとした瞬間です。

 

先に信号待ちしていた先頭車両の財津さん(仮)が、

いきなりドアを開けて出てきました。

 

 

「やばい...さっきのいい加減な説明にご立腹!?系...ですか?」と、

内心ものすごくビビったんですが、財津さん(仮)の手には、

↑のビッグコーンの袋(特大)が。

 

 

「兄ちゃん、ありがとな!これ持ってきな!」

「あぁ...はい、ありがとうございます...」

 

 

財津さん(仮)は、運転手のいないワンボックスカーに

猛スピードで(笑)戻っていきました。

 

青信号、運転手のいない車、そのあとに続く車3台。

 

閑散とした交差点での大渋滞...

シュールな光景でした。

 

 

 

あの説明で、財津さん(仮)が無事インターチェンジに着いたかは

定かではありません。

ただこの一件で、僕の中での「土佐株」(?)が

一挙に高騰したのは事実です。

 

 

確か財津さん(仮)、ねじりタオルを頭に巻いていたような気がするので、

お見受けするに何となく漁師の方のような気もしました。

 

真偽の程は見当が付きませんが、道を教えただけの兄ちゃんに

ビッグコーン(特大)をあげる気前の良さは、

僕の憧れる男気(?)溢れる人間のそれでした。

 

 

 

 

まぁその後、裸の状態のビッグコーンを持って

ホームセンターに入る訳にも行かず、出てくるときに

ビッグコーン用のビニール袋をもらって来たのは言うまでもありませんが

(普通のサイズじゃ入らなかったので...)、

あの豪放闊達なお人柄は、かなりのインパクトを受けました。

 

土佐と言えば龍馬ということになるんでしょうが、

僕にとっては龍馬=財津さん(仮)ぐらいのイメージになりました。

 

 

またいつかお会い出来たらと思います。

今度は道交法、守って欲しいとは思います(笑)。

 

 

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