EEL Products “SEA BACH”
EEL Productsの「シーバッハ」が入荷しています。
『ドン・キングみたいな植物』(?)で検索して何とか引っ掛かる。あれは《コキア》と言うんですね。
通勤時に何箇所かで見かけてましたので、気にはなっていた生け垣のまん丸。ス〇モの例え多し。
画像のように秋になると一斉に赤くなり、刈り取ってホウキに加工することも出来るとのこと。
軒先に吊るしてあったのはそのためだったのかと、ようやく合点がいきます。
《とんぶり)ってコキアの実なんですね。こういう豆知識はどんどん増やしていきたいものです。
で冒頭のドン・キングさん。
ある年代ならパロディの元ネタでよく用いられる、クセ強なキャラクターで知られているような。
ウィキの情報も悪徳の履歴書?みたいになっているので、心当たりのある方はご覧になってみてください。
【First】 EEL Products “Sea Bach”
それでは本題に入ります。イールさんの「シーバッハ」。
春夏で生地違いをご紹介しましたので、記憶に残っている方も多いのはないでしょうか。
総じて評判が良く、ブランド側でも確かな手応えがあった模様です。来年以降もリリースが確定している、
コレクションの定番へランクアップを果たしたお品になります。その秋冬ヴァージョン。
コチラにつきましては前回の投稿でそれなりに掘り下げています。
初見、あるいは記憶があやふやな方は↑のバナーよりおさらいくださいませ。
生地の近接だとこの画像が相応しそうです。コットン×ウールの《ヘリンボーン生地》。
表地になる上半分はツイード調な縮絨加工が施されています。で裏地側でヘリンボーンを
ご覧いただけるかと。秋冬らしいクラシックな佇まいにグッと来るファブリック。
ウール100のそれに比べて毛羽の少ないヘリンボーン側は肌触りがチクチクしませんし、
何といっても“軽い”というのが特徴。この手の生地を使ったジャケットやコートに多い
覚悟のいる重量感?がないのは喜ばしい限りだと思います。
ブルゾンやカーディガン代わりにシャツ(ジャケット)。
朝晩の羽織りモノとして、ようやくちょうど良い頃が訪れたのではないかと。
シーバッハのアイキャッチになる“アシンメトリーなポケット”。もちろんコチラも健在。
ミリタリーでも一見するに役割不明なディテール?に時々遭遇しますが、手強いヴィンテージの
それらに比べれば、分かりやすいというか明快だろうというのが私なりの見立て。
そして勘の鋭い方なら気付いてしまうかもしれませんが、左側に貼り付けたパッチポケット、
実は3cmほど縦に長くアップデートしています。スマホを入れてもこぼさない深さに設定。
まぁそれでは右側のシームポケットに入れるほうが無難でしょうが、入れどころが2ヵ所
確立したことは歓迎すべき改良点。飾りポケットではなく実用的なものとしてご活用ください。
説明文内でも触れていますが、単にオリーブ色とは言えない《ローデングリーン》が素晴らしい。
この色に遭遇する度にオーダーしている気がするのですがはたして・・
色や質感ではっきりとした秋冬っぽさを感じさせるものです。その分インナーは軽めの
色合いがお薦め。ベージュでカブってしまいましたが、相性の良さでは外せませんし。
カットソーやシャツとのレイヤーを試しつつ、季節が進めばミドルゲージのセーターまで
手を伸ばせるのではと見ています。皆さんのアイデアもぜひお聞かせください。
EEL Productsの「シーバッハ」をご紹介しました。
ツイードのジャケットに類するモノ、私の気質もあってご用意することは多いのですが、
シリアスな作りのアイテムは年々出番が減っているのは事実。
もっと気軽な羽織りモノで充分というのが偽らざる気持ちです。
今回のシーバッハはそういう条件を満たしてますし、ブルゾンほどスポーティでなく
ニットカーディガンほど型崩れしないとあれば、使えるシーンが増えるのは明白。
少しでも心当たりのある方にはヒットする要素が詰め込まれているお品。
スタイリングのメインとしてどうぞお役立てくださいませ。
それでは宜しくお願いします。