EEL Products “ATELIER SHIRTS”
EEL Productsの「アトリエシャツ」をご紹介します。
週末ごとに街中でイベントが開催されているようで、街中もにぎやかなよう。
実際見てきたわけでなくあくまで伝聞ではありますが・・まぁ盛り上がっているとのこと。
こちとらそんな余裕はなく、商品アップをコツコツと進めています。
とうとうアウターまで届きやがったと来れば、ブログの投稿もスピードアップせねばなりません。
前説少なめで本題に入っていきましょう。
本日の前説候補だった3年で壊れる家電は家電じゃねぇ・扇風機編(?)は、次回以降で。
ひとまずイールさんのアトリエシャツを。
コレクションのシャツではチャコールヘンリーに次ぐ定番(のはず)になるコチラ。
今季も興味深い生地でラインナップされてましたので、オーダーの運びとなった次第です。
こう書くと過去何度か用意してきた体ですが、実は昨年がお初だったというビギナーぶり。
更にそのシャツも秒で姿を消しましたので、今回が初投稿であることが判明します。
まぁ初心を忘れない/フレッシュな気持ちは常に持ち合わせていたいもの。
長きに渡り愛される秘訣を探ってみます。
『芸術家が作品を製作する時に着るシャツ』というのが、公式でリリースされているセールスワード。
現在のイールさんにおけるユルめ志向のひな型になったシャツ、そういったお品のはずです。
一番はバンドカラーの襟型から来る抜け感かと思いますが、私としては別のところに魅力を覚えます。
それは剣ボロのボタンホールの向きだったり脇のガゼットだったり。ロッカーループもそう。
これ、典型的なアメリカのトラディショナル由来ですよね。非常に懐かしさを覚えます。
自分はブルックスやラルフ派ではありませんが、その辺りをおっかない先輩に叩き込まれたクチ。
パッと見のいいねや着心地の良さで選ぶのが一番なんですが、成り立ちやディテールの意味合いを
知るのもひとつの楽しみになれば良いなと。
例年のアトリエシャツにはない特別仕様。《コーデュロイ》が隠し味。
今季はベージュ色のコットンウールで用意されたわけですが、弱い毛羽立ち具合で
チクチク味を覚える方がいらっしゃるかもしれません。
そこで肌に当たる部分に↑コーデュロイ生地。これでかゆみを防いでいただこうと。
保護・プロテクトの意味合いはもちろんですが、前段に袖まくり図を載せたように、
裏地がチラッと見えたときの軽さというかアクセントも狙っています。
あとサクラコートよろしく、汚れてきた時の洗濯サイン?にもなりそうな。
見えそで見えない部分のひと工夫、スタイリングにお役立てくださいませ。
最近の陽気だと、しばらくの間はシャツイチが続くと思います。
で様子を見ながらジャケットやライトアウターを重ねていっていただく流れ。
年中コットンの白シャツでも良いのですが、季節に応じた使い分けも楽しみたい。
そういう意味でもこういったベージュ味のある色、長い目で見てもらえるんじゃないかと思います。
今季もカーキやらオリーブのグリーン勢が多い品揃え、その手のインナーにも最適です。
ここまでEEL Productsの「アトリエシャツ」をご紹介しました。
シャツコレクションのスタンダードと知りつつ、これまではやや遠巻きから見ていた当店。
ただ改めてじっくり見てみるとロングセラーなの頷けるわーな、感心どころの多いお品でした。
これもまたイールさんらしさの詰まったシャツです。ぜひ手にとってお確かめくださいませ。
それでは宜しくお願いします。