EEL Products “Bench Pants”
EEL Productsの「ベンチパンツ」をご紹介します。
途中雨が降ったり強風で看板が倒れたりしましたが、良い3連休だったように思います。
辺鄙なビルにお越しいただけた方々に御礼をお伝えします。
2週間分くらいの会話ストック(?)が叶いました。
普段どんだけ無口なんだよというのはさておき(・・)、
色々インプットが出来れば様々なところでそれが反映できるはずです。
取り急ぎここやあんな所にアップした新作の一部、軽くお目通しくださいませ。
【First】EEL “Bench Pants”
それではイールさんのベンチパンツを見ていきます。
熱心なフォロワーの方からしますと、おや?久しぶり?感を覚えるコチラ。
お察しのようにリイシュー、再登板にあたるのが冒頭からのベンチパンツです。
似たような構図で既視感を出してみました。
正確に言うと復帰を果たしたのは先シーズンからになりまして、昨年評判が良かったのと
お店で扱っていた時の実績から、ためらいもせずにGoサイン。私も乗っかることになります。
ということで記念すべきデビュー時の投稿↑を改めて。
この辺は10ウン年の積み重ねに物を言わせていただこうかと。まずはさらっとお読みください。
基本コンセプトになる『ジッパーの“オン・オフ”でガラッと表情が変わる』はそのままに、
ディテールや生地のアップデートを図ったベンチパンツ。
世に氾濫しているありがちジョガーパンツ・トラックパンツ勢とは一線を画したアイデア、
私ばかりでなく皆さん間でも興味や共感につながっていることでしょう。
メンズでの“コンシールジッパー”なんて、せいぜい腕とか胸の隠しポケットで使うのが相場。
10cm前後の短距離で納まるモノが、70cm近くの長距離で使われていることの驚き・・
縫製工場さんがものすごく嫌な顔をするというのも分かります。
そんなわがままクライアント(?)の熱意で生まれたボトムス。
サイドとケツポケットで堪能してみてください。(ジッパーの上げ下げはなるべくゆっくりで)
アップデートされた“ラッセル(メッシュ)生地”の使い方も感心したポイントです。
単調になりがちなイージーパンツに、スポーティな要素をプラス。
パンチが効きすぎかと思わせつつ、トップスで腰周りが隠れるので外からじゃ分からない。
これ見よがしなデザイン自慢じゃないのが好感度を上げてくれるように思いました。
あと個人的にはスピンドル(紐です)の差込口が気に入っています。
中心から微妙に“ズラして”あるんですよね。デニムで言うところの“オフセット”的な発想でしょうか?
増設された前立てジッパーと共に、細かなところもどうぞお見逃しなく。
チャコールのほうが分かりやすかったですが、生地は少年パンツと同組織になるギャバジンもの。
ポリエステルでさらに丈夫になるので、スポーツウェアに通じるタフさも◎です。
サマーウールっぽいシャリっとした肌触り&メッシュ生地の通気性を活かせば、
真夏でも不快さを覚えにくいのは間違いないことでしょう。
(冷房キツければジッパー閉めときゃ良いわけですし)
デザインと機能性を備えたギミック、色々アレンジを目論んでみたいと思いました。
スタイリングページで砂浜デニムの線が消えましたので(生成り完売御礼)、次回は↑になるのかも知れません。
組み合わせたアイテムが欠けないうちに作業を進める予定です。
イールさんの別パンツやコムアーチさんも控えているのですが・・
いつもどうりの気長な待機でお願いします。
セカンドシーズンに突入したベンチパンツ、今回はいかがでしょうか。
当店の品揃えは別にして、ユルっとブカっとした着用感&シルエットのボトムスが多い中、
ベンチパンチはやや毛色が異なることで逆に評価を上げていることを耳にしました。
パッと見は細いと思わせつつ、ジップを開けるとSUN PANTS風な太さになるので、
その辺りはフォロワーさんにも違和感なく楽しんでいただけるようでもあります。
機能的なイージーパンツやジョガーパンツとして良し、ギミック優先のデザインものとして、
あるいは生地とシルエットからスラックス然とした使い方もあるはずです。
皆さんそれぞれがイメージするベンチパンツ像、実践の上ぜひお聞かせください。
それでは宜しくお願いします。