最近。
Durutti Column “THE RETURN OF THE DURUTTI COLUMN”
不定期更新でおなじみ、極私的リスニングコーナー。
「最近。」聴いているものの更新です。
実を言いますと本日のブログ、1ヶ月以上前に投稿するつもりで
下書きをこしらえていたのですが、諸々の事情により、
掲載をスルーしておりました。
デスクトップに妙な画像置きっ放しだな・・と
見ないようにするのも年貢の納め時。
いい加減完成させないといけない頃かと。
ということもあり、投稿予定時との熱気が異なり、
本日は薄味気味になるやもしれません。
今は別のモノ(本年度のマイベスト認定作品)にお熱ですが、
記憶を辿りながら進めていきたいと思います。
ご存知ヴィニ・ライリーのソロプロジェクトになる
「ドゥルッティ・コラム」のファーストアルバム。
パンク&ニューウェイブをブチ破る、静謐なるインストな作品。
(ここの執筆者は皆知っているものという前提で書き出すふしが
あるので、知らなくても乗っかってやってください)
ディレイの掛けられたギター+リズムボックスからなる
ミニマル・アンビエント系にカテゴライズされそうな作品ですが、
どういうわけかニューオーダーでおなじみのファクトリーレコードから
リリースされるというそのギャップ。その異質さにもグッと来ます。
79年リリースという(・・)、当時のシーンからすると異才っぷりが際立つ、
早すぎた才能だった気が。
これ、あと30年遅かったらクリストファー・ウィリッツ?よろしく、
教授と和気藹々やれてたかもしれません。あくまで願望。
私の持っている↑のは再発の普及盤ですが、いつの日か
マニア垂涎の“紙ヤスリ付きジャケット”を手にとってみたいものです。
タイトル名からして泣ける『Sketch for Summer』と
ド直球な『Jazz』の2曲が個人的には気に入っています。
Hiatus Kaiyote “Choose Your Weapon”
絶対ジャケ買いには至らないであろう↑ですが、
中身は良いのでご安心を。
確かBBCのネットラジオで聴いてグッと来た記憶があります、
「ハイエイタス・カイヨーテ」の2枚目(なはず)。
今じゃネオソウルの進化系は“フューチャーソウル”になるそうですが、
その手の中ではかなりの注目株になるバンドになるんでしょう。
普通にカッコいいですし。
これ買ったの、去年の10月くらいだった覚えがありますが、
その時期“ハイエイタス~エリカ・バドゥ~エミリーさん”をヘビロテ。
ここ15年くらいのソウル~ジャズを網羅できる、系統的に正しい?
リスニング姿勢だったようにも。単に自分の好みですが。
ハイエイタスは8月のサマソニに来るようなので、ご興味ある方はぜひ。
ライブが相当イケてるとの情報です。
Florencia Otero “Nocturno Mundo musicas de Joni Mitchel”
パブロフの犬ほどでないですが、無条件に手に取ってしまうのが
ジョニ・ミッチェルへのオマージュもの。
数多あるアルバムの中では出色だったのが↑コチラ。
「フロレンシア・オテーロ」さんのカバーアルバム。
私的にここ10年くらいときめいている、
アルゼンチンのジャズ~フォルクローレシーンですが、
その界隈で活躍する女性ヴォーカリストだそうでして、
前評判で恐る恐るポチっとしましたが、想像以上にアタリ。
良いクジを引けました。
『無人島に持っていく1000枚』のうちのひとつに
ジョニ・ミッチェルの「Blue」は必須ですが、その中からの選曲だけに
耳に覚えあり、でも歌い手とアレンジが変わることで、
原曲とは違った新鮮な心持ちになりました。
芳醇なるアルゼンチンジャズのサウンドに浸れる良作です。
まぁ良い人ぶって真面目に語ろうとしていますが、
このフロレンシアさん、キュートな笑顔のアルゼンチン美女。
迷わずポチっとする力強い動機にはなりました。
youtubeの功罪は、ヴィジュアルもチェック出来るところなんだよな。。
ということでお送りした音源紹介のコーナー、「最近」。
最近と称しつつ、実際は昨年の後半3ヶ月くらいの購入だったので、
微熱程度のやや落ち着いた論調でした。
かえって今年に入ってからのほうがアタリ続出なだけに、
次回以降もより充実する模様。
不定期更新が信条?だけに、頻繁には更新出来ませんが、
何かのお役に立ちますと幸いです。
参考にしてみてください。