イギリス軍フォールディングチェアをアップ!
前回ご紹介してました、
UK フォールディングチェア(Malta’s Products)をアップしました。
少しづつ判明したこととして
・ミリタリーアイテム=軍モノでほぼ間違いなさそう
・良く言うパイプイス?的な使い方で、屋外の催し物の際に使用したらしい。
これくらいです...
まだまだ本格的に調べてないこともあってですが、
おそらく詳しい真相を知るにはかなり時間がかかりそうな予感は
否めません。
ミリタリーアイテムサイドからは僕が調べるとしまして、
先日ですが、5minutesの内装や什器を手掛けて頂いた
フロムファースト・リビングデザインワークスの中川さんに、
家具等の製作者サイドの視点から、
モノとしての鑑定をして頂きました。
結果。
『雰囲気出てるし、良く出来てるよこれー」
なるお褒めの言葉を頂きました。
アンティーク家具の世界の話をお聞きしたんですが、
湿気の多い日本だと木材自体が腐りやすく劣化するため、
この手のものは残りにくい(保持するため漆塗りの技術が発展)ことや、
イギリスも降雨や霧の多い国だから残っているものは多くなく、
アンティーク家具市場全般の高値の一因のようです。
そう考えると、50余年前のものが温暖で乾燥した地中海の島、
マルタで見つかったのは当然と言えば当然かも知れませんが、
その状態の良さ
(板の割れなし・ネジや釘の欠損なし・ストレスない折畳具合)
は、かなりヴィンテージな雰囲気を醸し出してくれています。
その意味でも希少なものと言えると思います。
ただ家具作りに携わる方からの評価は頂けましたが、
肝心のミリタリー側からの鑑定が進んでいません...
↓の王冠マークに「WD」から、
軍ものであることは間違いないんですが。
詳しくご存知の方がいらっしゃいましたら、
文献でもその手のサイトのご紹介でも結構ですので、
ご一報頂けたら幸いです。