Honnete “STAIN COLLAR COAT”
Honneteの「ステンカラーコート」をご紹介します。
木曜・金曜あたりからでしょうか?冬の訪れを思わせる強い北風が吹き、
『完全来ましたねコレ』
といった気配を強く感じました。
ちょうど木曜に出張で都内に出かけてましたが、案の定寒暖の差にやられ、
軽めの風邪を発症しています。
ここに来まして、アウターをご覧になっている方は激増していますが、
思いの他反響を寄せて頂いているのが、先日アップしていたこちらのアウター。
当店で扱うのは初めてのモデル、ということだとは思いませんが、
評判の良さを実感しています。
先日ご紹介したエンパイアジャケットを皮切りに、
ロングセラーの名作揃いで知られている
オネットのアウターラインナップ。
こちらのステンカラーコートも、
ここ数年リリースが続けられているモデルです。
「イタリアンメルトン+サーモライト」
と来れば、Honneteの誇る鉄板コンビネーションになるわけですが、
軽量なのに保温性抜群の先進素材と、
頼りがいのあるメルトン素材はここでも健在。
ステンカラーコートというと、ドレス寄りなオーセンティックアイテムと
捉えられるところ、↑のように前身の打ち合わせに傾斜をつけてあるのが、
最大の魅力だと思います。
わずかばかりのミリタリーテイスト。
自分もここに惹かれました。
商品ページにもあるように、今後マフラーなどを合わせるんであれば
襟元は開けておくのがベターでしょうが、気分としてはフルクローズ。
男のアウターは襟元まできちっと留めて着る。
低体温を誇る、アイアム冷え性な私からの提言とさせて頂きます。
着回しやすいスリークオーター丈のステンカラーコート。
サイド(フラップ)ポケットにリブ袖を備えた、防寒に配慮した
実用的なディテールが特徴的です。
撮影では確かニットかスウェットだかの上から羽織りましたが、
もともとジャケットの上からでも着やすいよう、
総裏仕様の幾分ゆとりを持たせたシルエットになっています。
自分は昨年辺りから、ジャケットの上から着れるような
ドレス寄りなコートを探していたのですが、
トレンチだとダンディー、テーラードだとトゥーマッチ、
結果的にバブアーでお茶を濁す…
というのを打ち破りたかったのがあります。
しっかりした防寒対策も取られつつ、真っ当なデザイン、
オンオフもいけます的な願望を叶えられそうとあって、
個人的に期するものがありました。
周囲でもどうもそう考えられていた方が多かったらしく、
マイサイズになり得るものは早々に放出。。。
皆さんが喜んでもらえれば、私などどうなっても良いのです。
アウター問題は解決されないまま、冬を迎えています。。
女々しい愚痴はさておき、補足がてら気に入っているディテールをひとつ。
ポケットの袋地の画像。
この辺りがオネットを好ましくしているポイントだと思いますが、
ブラックシャンブレーの別布を用いて風除け対策をする、
ハンドウォーマーの役割を持たせたところは慧眼かと思います。
手(&物)の出し入れが多い箇所だけに、ナイロンの袋地だと
いつのまにか破れている経験もあったので、
生地に強さを持たせたのも大歓迎。
内ポケットの中も抜かりなく同仕様ですので、ありがたいばかりです。
マイサイズがないため、今後のコーディネイトは期待できませんが、
個人的にはビジネスシーンを念頭に使って頂いても良いかな?
という思いもあります。
オーセンティックな性格の強いステンカラーに、
絶妙なデザイン性をご覧頂ける点が、
長らく人気を集めているとにらんでいる、こちらのコート。
その評判の高さを、ぜひ袖を通して味わって頂ければと思います。
宜しくお願いします。