FilMelange 「PATRICK」

2010.10.29 / アイテム

 

 

 

 

FilMelangeの「PATRICK」をご紹介します。

 

 

 

該当ページをご覧頂くとお気付きになると思いますが、

久し振りの「商品画像分割掲載」(?)という、

やけに力が入った画をご覧頂けるかと思います。

 

 

春夏は植物(=コットン)、秋冬は動物(=ウール)です、うちは

 

 

とは、デザイナーの尾崎さんから聞いた格言?ですが、

その両方を兼ね備えたリバーシブル仕様のブルゾンとして、

年中無休の活躍が期待出来るのが、こちらのPATRICKです。

 

 

 

もともと企画の意図として、

 

 

寒空の下、ジム(スポーツ全般なら何でも可)に出かけるときは表の面で。防寒用。

体を動かすと汗が出ます。この時期だと体を冷やしてしまいます。

表裏を返して裏(ウール面が内側)にします。

体温の低下を抑える、保温用ブルゾンとして帰宅。

 

 

と言った事も少なからずあったみたいです。

 

 

 

実際積極的なリバーシブルでの着用、というよりかは、

時と場合によってはこちらでも着れますよ、

という備えあれば憂いなし的要素を盛り込んだブルゾンだと思います。

 

この辺は、商品案内のテキストもひとつご参考頂ければと思います。

 

 

 

ただ僕自身が異常(?)に惹かれたのは、

そういった一挙両得感のあるリバーシブルアイテムと言った側面ではなく、

「特殊加工」と記してある部分にあります。

 

 

この加工に関しては、“企業秘密”に当たる技術ということなので、

このブログで大っぴらには明かせられません。

 

ただ、その手間暇を惜しんだ驚愕のテクニックの様子を聞いて、

「このアイテムはやるしかない!」

と閃いたというか、何かゾーンに入ったような(?)感覚に陥ったのは否めません。

 

 

すごい!とひと言で言えば簡単ですが、

少なからず作り手側にいた人間としては、このような

『匠の技術』

に敬意を表しない訳にいきませんので、

念願かなって取扱いに至った次第です。

 

 

 

興味お持ち頂ける方が仮にいらっしゃいましたら、

店頭ではちょこっとお伝えさせて頂ければと思います。

 

一方的に熱く語り出すのは目に見えてますが(笑)、

この話を聞けば4倍増しくらいに魅力が更に増すとは思いますので、

傾聴頂けましたら幸いです。

 

 

今シーズンのFilMelangeの中ですと、糸と生地とかで極上なもの、

と言う観点は別にして、縫製から仕上げまでの技術面に関しては、

個人的に最も良く出来ていると思っているのがPATRICKです。

 

デザイン~素材~縫製が、高いレベルで組み合わさったブルゾン、

強くお薦めさせて頂きます。

 

宜しくお願いします。

 

 

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