James Mortimer リネン×コットン シャンブレー

2010.09.28 / アイテム

James Mortimer(ジェームスモルティマー)

James Mortimer リネン×コットン シャンブレー レギュラーシャツ(ホワイト) 36.38.40

 

 

 

先日ご紹介していましたJames Mortimer、本日アップしました。

 

 

 

諸事情によりアップが一日遅れ(..)ましたが、

新しいモノはやはり素敵です。

 

ということで、少し掘り下げてみたいと思います。

 

 

 

 

 

James Mortimer(ジェームスモルティマー)

 

 

 

 

最初にですが、「シャンブレー」とは経(タテ)糸に色の付いた糸、

緯(ヨコ)糸に白(系)糸を使った平織りの織物になるわけですが、

さすがにタテ・ヨコともに白でかつ綾織りですので、

厳密に言ってこちらの生地がシャンブレーかどうかは??ではあります。

 

 

ですが、イタリアの生地屋さんがそう言い切っていますので(おそらく)、

当店でもそれに準じてシャンブレー表記にさせて頂きます。

 

 

考え方としては、

“経糸リネンで緯糸コットンを使った異糸による生地=シャンブレー”

とするのが、案外ベターなのかも知れません。

 

 

 

秋冬なのにリネン?と言った疑問をお持ちになる方も

いらっしゃるかと思います。

 

 

素材そのもののメリット・デメリットを詳細にお伝えするには

誌面が足りないため、若干割愛させて頂きますが、

メリットとしては

「生地そのものの厚み(=ふくらみ)と肌触りの良さ」

が挙げられると思います。

 

 

 

↑の画像はリネン100%(平織り)との比較になりまして、

それぞれの番手(糸の太さ)が異なるので一概には言い切れませんが、

今回のシャンブレー、従来のリネンの持つ弾力性やコシと言った

風合いの強さはそのままに、コットンによって表面の光沢と肌触りの良さがアップ、

そしてツイル地になることで目が詰まり、暖かみのある質感であると言えます。

 

 

イメージとしては、『ドレスシャツ然としたネルシャツ』

とでも言えば良いのでしょうか(かなり強引ではありますが)。

 

 

 

 

 

James Mortimer(ジェームスモルティマー)

 

 

 

 

白シャツ同士の比較図ですが、大きな違いはその「透け感」です。

 

 

ドレスシャツ界からしますと、細い糸(ex:120双以上)を

使ってあるものの方が高級(紡績コストによる生地値upなど)

とされていますが、なめらかで繊細な生地というのは

得てして薄いものです。

 

えー、透けます。

 

より日常使いに適したものなら、

適度な厚みは欲しいところです。

 

 

 

↑でご覧頂けるのは、それぞれに付属の下げ札を置いてみた様子です。

 

下げ札に描かれたJames Mortimerさんの肖像

(および直筆サイン)の見え方の違いは、一目瞭然かと思います。

 

 

リネンと言いつつ見た目・肌触りとも、

これからの時期に万全な対応を見せてくれるであろうことが

予想出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「リネンとコットン、太古から人に寄り添うもの同士の神聖なマリアージュ」

(@ル・モンド紙 

 

 

と言いたくなるような絶妙なブレンド感が、

このシャンブレーにはあると思います。

 

じっくりとご覧になってみて下さい。

宜しくお願いします(後日、また別で取り上げたいと思います)。

 

 

 

 

<追伸>

 

 

PARIS MATCH.com」の今のトップページ、

妙な感じでなんか面白いんですが(笑)。

 

 

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