comm. arch. “Tricot Shirt”
comm. arch.の「トリコットシャツ」をご紹介します。
10年に1回くらいでしょうか?とんでもないヘマをしてしまうことがあるようです。
さっそく何なんですか、この前フリ・・?といぶかしんだ方、結論をお伝えしますと不肖私、
スマホを紛失するという・・失態を起こしてしまいました。ウゥ・・
正しくは『バスの中に忘れてきた』になるので大事には至らず、
不幸中の幸いとでも申しましょうか、事なきを得たというのが朝9時のこと。
バス会社の方にお手数ながら送って頂けることになり、心底ホッとした休み明けです。
ボケっとしていたのが一番の原因でしょうが、私出張時にはスマホ2台持ちしており、
それも同サイズかつ同色なため、どうも取り違えたんじゃないかと。2台持ち効率悪し・・
手元に戻ってきたら上位機種になっていた(?)なんてミラクルを夢想し、
早く到着するのをおとなしく待つことにしましょう。。
気を取り直して日報=今日のブログに取り掛かります。コムアーチさんのトリコットシャツ。
ニットウェアブランドとしてだいぶ認知された感のあるコムアーチさんですが、
全部が全部編み立てましたーというアイテムばかりでなく、
カットソーやスウェットのように仕上げるモノも定期的にリリースするなど、
ラインナップも充実してきているのをお伝えしているかと思います。
こちらのシャツもそのうちのひとつで、『ニット生地で作られたシャツ』という驚きと、
まったくそう見えないというギャップ、普通のシャツにはないスムージーな肌触りの
トライアングルが、たいへんご好評だと言うのを耳にしました。よって腰を上げることに。
2年間継続されている品番(確か)ですので、確実に定着したシャツなのは
間違いないところでしょう。
「トリコット(仏:tricot )」ということで、編み物の生地を使ったこちらのシャツ。
↑でご覧頂けるように、一般的なシャツじゃ見られない様子が出てますね。
特徴にひとつに挙げられるのが、この“ストレッチ=伸縮の強さ”です。
身近なところだと肌着とか靴下で皆さんも触れられているはずですが、
使っている糸が極細のピマコットンだけに、肌触りの良さは格別。
ツルン、いや何となく“トゥルン”という言葉で形容できそうな。
細い糸ををここまで密に編み立てないと、ここまでの伸縮や厚みは出ないでしょうから、
生地だけでも一見の価値ありだとは思います。
シャツそのものはオーセンティックなデザインやシルエットを踏まえています。
この運針や貝ボタン・カフス周りの処理は、某イン〇ビのシャツを彷彿させる辺り、
遠からず近からずと言ったところでしょう。
ヴィジュアル的にはやはりココ。左右非対称のポケットがアイキャッチになりそうです。
特にこの右ポケットの存在は、アクセントになる心憎い仕様。
着用時にささやかながら目を引くディテールだと思います。
ところで『アシンメトリー』という言葉は一般的なんでしょうか?
美容室でよく言われるので、おそらく世間的には浸透しているんでしょう。
“アシメ”って略されると、なんかイラっとすんのは私だけでしょうかね・・
様々色バリが用意されている中、今回はこちらのシャンブレーをオーダー。
色合いとしては「チャコール」や「スミクロ」が近い見立て。
ブラックシャンブレーと見れば『黒シャン』とお伝えしてもいいかもしれません。
ガンガン洗濯(ネットには入れたほうが良いはずですが)して、色あせや色抜けの様子を楽しむ。
シャンブレーを選んだのはそういう“育てる”願望もあったように思います。
ただ個人的には、『コールマイン』のひとことでヤラレてしまった感は否めません。
だって『炭鉱』ですもん、オーダーしないほうがおかしい。5minutes軍映像部隊の必須カラー(?)。
事の顛末はこちらのブログからご覧になってみてください。
簡単ながら今後のスタイリング例など。
あからさまなビッグシルエットではありませんが、それでもゆったりとしたサイズ感です。
リラックス出来る着心地が魅力にはなるシャツ、サイズ表もひとつご参考ください。
コムアーチの定番アイテムとして、通年でリリースされていますトリコットシャツ。
春夏とか秋冬とか関係なくラインナップに入っていますので、
立派なロングセラーとお伝えして差し支えないかと思います。
普通のシャツでは出せない光沢やドレープ感、そして肌当たりの良さにつながる
弾力さやストレッチ性は、よそさんではお見かけしないのも喜ばれているポイントかと。
ユニークなアイデアを形にした好例として、どうぞご覧になってみてください。
宜しくお願いします。