FLISTFIA “Half Zip Pull Over Parker”
FLISTFIA “Half Zip Pull Over Parker”
FLISTFIAの「ハーフジップ プルオーバー パーカ」をご紹介します。
火曜日は建前上、お店の休みを頂いているのですが、幸か不幸か色々なアポイント?を頂き、
ここ数週間は待機していたように思います。意外と来客率の高い火曜日。
となりますとオフの過ごし方が重要でして、普段作ることはまずないToDoリストらしきものを
スマホに入力。分刻みで(だいぶ誇張)モロモロをこなすことになります。
なんだっ?普段より忙しくて休んだ気が・・最近多いなこのケース。
明日は朝イチからの診察で幕が開きますが、混雑状況で映画館がDVDになるかもしれません。
これを逃すとここ半年の熱は一気に冷めそうなので(・・)、念願成就出来ればと。
ネタバレを防ぎたいので、タイトルは秘密にしときます。
ここ1ヶ月間で、最も皆さんの興味・関心を惹いたアイテム=ハーフジップ プルオーバー パーカ。
(長いんで次から『H/Z P/O パーカ』に表記変更)
11月の月間MVPと言える、ダントツの輝きを見せてたように思います。
カットソーが中心になるフリストフィアさんですが、少しづつラインナップが広がりまして、
ここ数年はコートやブルゾン・ジャケットのアウター勢にも取り組んでいます。
その中で秋冬の恒例になりつつあるのが、↑でご覧頂ける“アノラックパーカ”の類い。
自信作になるのが今回のH/Z P/O パーカです。
アノラックパーカのイメージからしますとナイロンのそれ、あってもロクヨンクロス系の
比較的ペラっとした生地のモノが浮かびます。
否、フリストフィアさんではそんな軟弱ファブリックに走らない。
特殊な『ボンディング』生地を選ぶことで、冬場でも立派なアウターとして使える↑を提案。
バーガンディの裏地が麗しい、フリース素材とのコンビが今回の売りです。
このボンディング生地、表:ナイロンツイル×裏:フリースとを接着しているわけですが、
表側のツイル生地が独特でして、ノー伸縮性を誇るゴワっとタフな質感なんです。
ナイロンくささゼロのハードボイルド感(?)がにくい=グッド。
パンで例えればデニッシュ系じゃなく、カンパーニュ系の硬さ。
油断すると口内炎につながるアレ、そんなところでしょう。
分かりにくい例えはさておき(・・)、外側の厚みや硬さに反比例する
ふわふわとしたフリースとのギャップは、非常にユニークな取り合わせだと思います。
もちろん水気・寒風をシャットダウンするナイロン素材なだけに、
秋冬だけに留まらないフルシーズンでの活躍が期待できるのもうれしい限り。
フリストフィアさんでは意外な素材感が、私含む皆さんにも気に入って頂けるはずです。
気に入っているディテールいくつか。
アウトドアスタイルでの提案が多いアノラックパーカですが、
フリストフィアさんに掛かるとアラ不思議。
おなじみの“クリーンでスマート”なヴィジュアルになるのは、ファンならずとも
好感を抱いて頂けるのではないでしょうか?
定番のジップパーカに共通するフェイスガードを思わせる“フードパターン”、
“ジッパーのエイジング”というアイデアが面白いWALDESのブラック、
地表からの寒気を遮断する“ラウンドボトムス”な裾…etc
長年積み重ねてきたノウハウがそこかしこに盛り込まれている点、
関心を寄せて頂けるのは間違いないはずです。
硬いボンディング生地の兼ね合いもあるので、ラグランスリーブで動きやすく、
身幅を広くして脱ぎ着しやすい許容を設けたサイズ感になっています。
ほどほどに身頃には余裕はあるんだけど、裾周りのコンパクトさでデカく見えない。
トレンドに寄りすぎてないあたり、ベーシック好きにはうれしい心配りです。
↑でもご覧頂けるように、ブログの前にコーディネイトページを作ってました。
・「Blundstone “Side Gore Boots”」
毎度ながら大したこと言ってませんが(・・)、ご参考までに再読ください。
デザインとしてはベーシックな範疇ながらも、ユニークな素材のコンビネーションで
良い反響を頂けている、ハーフジップ プルオーバー パーカ。
『男はネイビー一択』といった気概で、お得意の色にてご用意しています。
(風の便りではネイビーדバーガンディ”が評判だとか)
昨日のブログではありませんが、シェットランドやフィッシャーマンニットの上からかぶれば
かなりの防寒・保温にはつながるので、 これからのアウターとしても最適でしょう。
フリストフィアの自信作、改めてご覧になってみてください。
宜しくお願いします。