New Brand “WALLSALL”

2017.11.09 / アイテム

WALLSALL(ウォールソール) プレーントゥシューズ(ブラック)

WALLSALL “Plain Toe Derby Shoes”

 

 

 

新しいブランド、「WALLSALL(ウォールソール)」をご紹介します。

 

 

 

今シーズンは私としては珍しく、新しいブランドでのご用意を奮発しています。

珍しいくらいのアクティブな姿勢、やるときゃやるわけです。

よってSNSでアクションする度に起きる、小さなざわ・・・ざわ・・・

 

 

ただそのほとんどが“謎”ブランドである手前、その都度一から十まで丁寧な説明に努めるという、

投稿者泣かせの状況が続いているのは、じわじわ来るダメージ。

NEWブランドも計画的に行くべきだな、これ・・

 

コチラに関しては今のところの見込みだと、明かされている事実も少ないため、

謎が解明されないまま終わるのではと思われます。

 

埋蔵金だって発掘されないから“ロマン”があるというもの(?)。

謎枠・ロマン枠、それでは見ていきましょう。

 

 

 

 

 

WALLSALL(ウォールソール) プレーントゥシューズ(ブラック)

 

 

 

 

WALLSALL(ウォールソール)・・・

“インド・アグラの拠点を構える、親子3世代に渡る老舗ファクトリーブランド。

グッドイヤー・ステッチダウン・ノルウィージャン・マッケイ・イデアル製法など、

様々な技法を駆使したコレクションを提案し続けています。”

 

 

 

おそらくどの取扱店さんをご覧頂いても、↑のブランド概要でまとめられていると思います。

我々にアナウンスされているのはこの3行のみ。ある意味スゴイ、とても潔い。

ファクトリーブランドの面目躍如といったところでしょう。

 

 

ここからは推測込みの話ですが、現在でもイギリスを始めとするユーロ圏の

著名ブランドの請け負う、「OEM」として稼動しているのは間違いない情報です。

 

設備や資材・原材料のイギリス本国とやりとりしていく中、ノウハウが少しづつ蓄積。

様々な製造方法をこなせるようになったことで、自社ブランドのリリースにつながる、

そのような流れでおおむね合っているかと思います。

 

 

インドのアグラと言えば、泣く子も黙る世界遺産の「タージマハル」のお膝元。

私も若かりし頃に現地を旅してまいりました。

緒方さんのナレーションに大沢さんになりきっての放浪の1ヵ月だったような?

 

記憶が全てぐちゃぐちゃで曖昧になりつつありますが・・

 

 

 

 

 

WALLSALL(ウォールソール) プレーントゥシューズ(ブラック)

 

 

 

 

『ポリッシュドレザーを使ったプレーントゥシューズ』ということで、フォルム的には伝わろうかと。

一部の方には“US NAVYのサービスシューズ”のほうが通じやすいかも知れません。

 

スタイルを選り好みしないオーセンティックさから、ウォールソールのアイコンになっているモデルです。

 

 

革質自体は悪いものではありませんし、武骨なミリタリーシューズらしさもある。

アーチのシーム(継ぎ目)が??不思議な感じもしますが(あえて言いません)、

デザインとして捉えれば問題なし。

ハイプライスなレザーシューズと比べても、遜色ないヴィジュアルなのは間違いありません。

 

 

ここまで引っ張ってきといてあれですが、

この見てくれなのにこのプライス?!

というギャップこそ、ウォールソールの魅力になっているとは思います。

 

 

 

 

 

WALLSALL(ウォールソール) プレーントゥシューズ(ブラック)

 

 

 

 

3年前の日本デビュー以来、代理店さんにはその都度薦めて頂いてましたが、

プライスは置いといても一点解せないところがあり、発注をペンディングしていたような?

今秋から長年のネックが解消されたことで、店頭に並ぶこととなります。

 

レザーソールからラバーソールへのアップデート

 

これはかなり背中を押してくれた変更点でした。

 

 

私の嗜好や思想はクラシックなレザーソールを愛してやみませんが、

実際日々履いて生活していくには不用の長物。やはりゴム底に軍配は上がります。

サービスシューズらしさを考えれば、待ちに待ったアップデートです。

 

そしてなぜか“MADE IN ENGLANDなダイナイトソール”という、うれしい誤算(?)付き。

ソールだけ見れば一気に箔がつく・株価上昇的チェンジ、歓迎すべきポイントです。

 

 

 

 

 

WALLSALL(ウォールソール) プレーントゥシューズ(ブラック)

 

 

 

 

誇らしげな『グッドイヤー ウェルテッド』も、愛用していくのにはうれしいポイントです。

 

 

加えてお伝えしたいのが、クッション性の効きを覚える“インソール”の存在。

この手のレザーシューズらしからぬ踏み応えのやわらかさは、新しい感覚でした。

 

スニーカーほどのクッション性とは言いませんが、だいぶそこに近づいている感じ。

これならビジネスから革靴デビュー的なシーンまでカバーする、

そのような感想を抱いています。

 

 

 

 

 

WALLSALL(ウォールソール) プレーントゥシューズ(ブラック)

 

 

 

 

着用感・サイズ感なんかは、履き始めはぴったりと小振りな印象を持ちましたが、

インソールやグッドイヤーなことを考えると、履く頻度による余裕・ユルさは早めに

出てきそうな見立てです。

 

ご不明な点はお気軽にご相談くださませ。

 

 

 

 

思い出話や無駄話も込みで、長々の投稿になってしまったウォールソール、

いかがでしたでしょうか?

 

 

要所要所でお伝えしているように、

『ポリッシュドレザー+グッドイヤー(ダイナイトソール)=えぇー!このプライス?!』

というバリュー感、コストパフォーマンスの良さというのが、

最大かつ最高のセールスポイントだと思います。

 

皆さんからの反響も良いだけに、お早めにご覧頂くことをお勧めします。

 

どうぞ宜しくお願いします。

 

 

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