FUJITO “L/S Rib Colar Shirt”

2017.08.21 / アイテム

FUJITO(フジト) L/S リブカラー シャツ(ナチュラル)

FUJITO “L/S Rib Colar Shirt”

 

 

 

FUJITOの「L/S リブカラー シャツ」をご紹介します。

 

 

 

この週末、立て続けに新作の入荷があったということは、

当店のSNSからお察し頂けたのではないかと。ほど良く色んなものが届いています。

 

ただ新作入荷と意気込んではみたものの、ウールものやコートをプッシュしても、

変わり者の偏屈ブログ?にしかなりません。

『ええモンに季節は関係ねぇ』と力説する人間、まぁ誰とは申しませんが・・

 

 

よって手始めに取り上げるには、このあたりからが相応しいでしょう。

評判の良かったFUJITOさんのシャツ、フォーカスしていきます。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト) L/S リブカラー シャツ(ナチュラル)

 

 

 

 

『良かった』という過去形、いかにも含みのある物言いに?と思われる方もいるでしょう。

そう、春夏で好評を得た「リブカラーシャツ」を受けて、半袖から長袖にアップデート、

継続リリースが叶ったのが↑になります。

 

5minutesでは・・私の目利きなど所詮そんなものですが。

 

 

 

春夏のメンズシャツのトレンドで言われているのが、“半袖・開襟シャツ”だそうでして、

リゾート&コロニアル感を味わえるのがどうもキテいるようです。

 

カジュアルであればそれはアロハシャツになるんでしょうが、

もう一方の雄として挙げられている“ボーリングシャツ”の類いもよく見かけます。

 

 

そういうトピック性の強いものをズバリ、というのも大いに結構なんですが、

右にならえはつまらんよということでFUJITOさん流にアレンジ。

 

やんわりと感じさせるさじ加減が、反響を呼んでいたと見ています。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト) L/S リブカラー シャツ(ナチュラル)

 

 

 

 

デザインの特徴は2点に集約されるだろうと。

まずはひとつ目が↑のリブ襟。推しになるディテールとして、商品名に冠されています。

 

 

ニット地の襟だけ見るとポロシャツのそれに似ていることから、いわゆる“スポーティ”な

ヴィジュアルに寄っていきます。ただ↑でご覧頂くとそうでもない、ドレスっぽさ&ノーブル感が。

『襟腰』の存在、これがポイントになっていきます。

 

第一ボタンを開けても閉めてもOK、収まりの良さまで覚えるのが今回のシャツです。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト) L/S リブカラー シャツ(ナチュラル)

 

 

 

 

2つ目が↑のボックスプリーツ。頑張って背中張ってみました。

 

 

運動量を大きくする軍モノ由来のディテールと見れば、

そこはかとなく漂ってくるワーク&ミリタリーなテイスト。

ただ見方を変えればキャッチーなヴィジュアルにもつながる、スパイス的な切り替えにも。

以前のバンドカラーシャツから続く、ドレープを引き出すひと工夫だとも言えそうです。

 

まぁ生地がヘビーなんで、ドレープうんぬんの話は置いときましょう。。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト) L/S リブカラー シャツ(ナチュラル)

 

 

 

 

生地全体にまんべんなく入った糸くず=“ネップ”の数々。

何年も着古したワークシャツ感を最初から楽しめる、味わいのあるファブリック。

 

 

ネップ入りのヘビーツイルだと、男くさいほうに振り切られそうですが、

FUJITOさんのシャツを手がける“唐津シャツ工房”さん謹製のものだけに、

ドレスシャツ作りに軸足を置いた仕立てが随所に見られます。

 

接写画像を忘れた(・・)のであれですが、ギリギリのコバステッチ&運針の細かさは

この生地の厚みでも健在ですので、改めた機会に載っけておきます。

 

 

 

 

 

FUJITO(フジト) L/S リブカラー シャツ(ナチュラル)

 

 

 

 

気分としてシンプルにシャツ一枚、襟元まで閉めて町を闊歩したいんですが、

そこは天候と気温と相談ということで、まずは羽織りモノとして使えそうです。

 

 

ヘビーウェイトの質感は、アウターとして充分な存在感を発揮出来るはずですし、

やんわり生成り色というのもいきなりの秋冬感ゼロなので、スムーズに取り入れやすいのかと。

 

もちろん季節が進めばインナーですが、白シャツほどの爽快感は少ないので、

前回言っていた『ブラウン推し』な気配のアイテムにも、

親和性の高さを覚えて頂けるだろうと思います。

 

今年はブラウン~カーキ、指し色でオフホワイトなんだと、藤戸さんも言ってた気がします。

 

 

 

 

反響を呼んだアイテムをアップデートした、秋冬仕様のリブカラーシャツ。

 

 

ロングレングス(着丈長いって意味です)やビッグシルエット系が大手を奮っている中、

自分はこのスクエアボトムというのも新鮮に思えました。

 

真っ直ぐの裾だとどうも憧れのCharvetを思い出してしまうので、自分の中では勝手に

フレンチっぽさを感じるところもあります。

 

 

立ち上がりの時期ならシャツからでしょ?というのは、皆さんと私に共通する賢明な見立て。

その候補として今回のL/S リブカラーシャツを推させてください。

 

どうぞ宜しくお願いします。

 

 

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