EEL “ERA Tee”
EELの「ERA Tee」をご紹介します。
ゴールデンウィークも最終日を迎え、皆さんそれぞれに満喫されたことと思います。
レジャー・仕事・自宅待機?
人の数だけエンジョイがありますので、各自楽しまれたことでしょう。
にしても昼過ぎにまさかの地震、ピンポイントでグラついた in 松本。。
足元には気をつけたいものです。
早々に旅立ちがあったことに安心し、もう紹介も済んだものだと思っていましたが、
案の定ノータッチだったことが判明する初夏の頃・・
本日は↑の「ERA Tee」のピックアップになります。
イールのラインナップのひとつ=「Slipon Shirts」に続く、コチラのアイテム。
昨今のトレンドを汲んだ“ビッグシルエット”の系統としてご覧頂けます。
パッと見もそのような雰囲気を漂わせつつ、Slipon Shirtsと同様に
『ギミック』勝負な気配も、裾から飛び出しているブツを見れば気付かれるかと。
とその前にもう少し上のポイントから見ていきます。
詳細ページでの『両腕を挙げた脇の画』が、商品を雄弁に物語るディテールに
なっている、イールのエラティー。
2大ギミックのひとつになるのが、“両脇のサイドポケット”です。
普通にしてれば気付かないものの、あるとないとじゃだいぶ印象の変わる
興味深いディテール。
入れているブツからするに、スマホを入れることを念頭にした、
文字通りスマートなポケットかと思います。
ボトムスのポケットですと急なヒビ割れアクシデントもありますし、
シャツの胸ポケでも同様なケースが考えられる。
ポケットの盛り上がった様子は、見てくれやシルエット的にも受け入れがたい。
そこでひらめいたのが脇ポケットというアイデア。
思いのほか実用的なディテールとして、別アイテムでも用いられているものです。
某帽子ブランドでもおなじみな「ERA」というワード、訳は『時代』なため
スタイリッシュなアイテム名を想像する中、真意は『魚のエラ』にあるという
イールらしいふざけた遊びゴコロは今回も健在。
名前はさておき、Tシャツ一枚で出かけられるシーズンになると、
持ち物の入れどころに頭を悩ます方には良いのかも?
そんなことを思わせる“エラ”の存在です。
↑トップ画像の引っ張る様子から、裾の「ドローコード」も特徴になるコチラ。
2大ギミックのもう一方の雄。
ビッグシルエット系の功罪は、お尻を隠すくらいのサイズ感から
『キミ、サイズあってないじゃないか。Mを着なさい、Mを』
的上司からの指摘、あるいはおさがり?感が出てしまう恐れが。(あるのか・・)
そこで役に立ってくるのが今回のドローコード。
裾を絞れば着丈の長さも気にならないですし、
ウォレットコードのように腰からゴムが下がった様子も、小気味よいアクセントに。
(細かいとこだと先端に移動する“リング”も◎)
絞りの量でシルエットをアレンジできるのは、大きな魅力になるはずです。
ドロップショルダー&ワイドシルエットな提案でも、『7分袖+腕ぐりの細さ』が
過剰なオーバーサイズ感を軽減してくれる。
撮影しながら感じたエラティーの魅力は、そんなところにもあります。
Slipon Shirts同様、『XS=従来のSサイズ(Mと言っても通用するねコレ)』な
サイズ感は、伸縮のある天竺生地ということも関係して、
女性~男性も幅広くカバーしてくれることでしょう。
さらっとかぶってギュっと絞って、スタイリングやシルエットを手軽に変化させられる。
着る度に移り変わりの様子を楽しめるエラティー。
そのユニークさを画面から感じてみてください。
宜しくお願いします。