サイクリングシャツ。
CYCLING SHIRTS(サイクリング・シャツ)を少しづつアップしています。
長袖?いやいや真のサイクリングジャージコレクターは長袖なり、
という格言があるか定かではありませんが、
もちろん半袖も作業中ですので、しばらくお待ち下さいませ。
最近のサイクリングシャツの仕入れですが、
直接モノを見て選べるようになったので(以前は先方さんまかせでした)、
店頭での感動が若干薄まり、一日中歓喜の声を上げていることは
なくなりましたが、それでもこうやってアップする上で、
改めて色々調べながら作業していると、
「おぉ~」や「マジか!?」
の二言三言は出てしまうというものです。
今回は既報のとおり、第一印象もそうですがコンディションの良いものを
選んでみたので、自信を持っておススメ出来ます。
↑の「DATSUN」(ダットサンと読みますので、念のため)なんか、
ある年代以上の方には間違いなく突き刺さるものでしょー。
僕だってその昔に親父が実際乗っていたのを写真の中で見ていたので
馴染みがありますが、知らない人も結構多いんじゃないでしょうか?
日産の名ブランドに関しては、wiki等でご覧下さい。
DATSUNのインパクトだけでなく、こちらのジャージも
30年以上前のヴィンテージかと思われ、ジッパーもアルミ製で
通称「片ヅメ」仕様であったりと、プロダクツ的に見ても
なかなか魅力あるものです。
プリントひとつ取っても、今に連なる歴史やストーリーが隠されていて
(ほとんど推測ですが)、こう知識欲をくすぐってくれるアイテムって
そうはないと思いますので、少しでも楽しんで頂ければと思います。
それとひとつ補足。
今回、配色とプリントの絶妙さでトーク1時間はイケる(笑)、
お気にいりのサイクリングジャージ「FRANCO HOLLANDAISE」ですが、
リブ襟の裏っ側に小さく「BOUFFIER」と縫い付けられています。
BOUFFIERと書いて「ブフィエ(人名です)」と読みますが、
チームオーダーした際、個人が特定出来るように
縫い付けられた模様です。
この見えない位置にこの何とも言えない書体の
ネームタグを付けるセンス、多分フランス製だと思うんですが
本当に感心しました。
洒落ている一枚です。