New Brand “knitchy”
新しく取り扱いを始めたブランド、「knitchy(ニッチー)」をご紹介します。
昨年の秋・冬シーズンからスタートした、ニット専業ブランドになりますknitchy。
上質な素材・表情豊かな加工・複雑な編み機を使ってラインナップを提案していく、
MADE IN JAPANにこだわる新進ブランド。
個人的にも楽しみにしていたとあって、気持ちの高まりを覚えています。
ブランドの詳細に関しましては、↑頂けた資料が雄弁に物語っていますので、
そちらでご覧頂ければと思います。
(商品の詳細ページで、最大画像を貼ってあります)
5minutesでの、記念すべきファーストアイテムとして届いたのが、
ご覧頂ける鮮やかなニット。
自分の中でもこれから入荷したことで、俄然テンションも高まったわけですが、
フレンチブルー然とした“トリコロール”のカラーリングも、
初めて当店に迎えるにあたり、これ以上ないくらい
相応しいもののように思っています。
詳細ページでも述べていますが、商品を語っていく上でいくつか補足を。
『ホールガーメント』とは・・・
国内ニット製造の雄、「島精機製作所」により1995年に開発された、
無縫製仕様による製造技術。
従来の裁断⇒縫製によって生じた、縫い代による着用時の不快感や
デザイン面の制約を、製品を丸ごと編み上げ立体的に仕上げることで
解消した画期的な製法。
その製品は「第2の皮膚」「理想のニットウェア」とも呼ばれています。
この製法が市場に導入されてからだいぶ年数も経っていますので
かなり定着した感はありますが、それでも革新的なことではあるので、
再度おさらいを。
以前のブログでさらっと取り上げた回がありましたが、
ストレスのない着用感と制約の多かったデザインの面で果たした
役割の大きさは、ぜひ耳に入れておいて頂きたいところですので、
knitchyの大きな魅力としても追記しておきます。
一見すると非常にシンプルなヴィジュアルを持つクルーネックニット。
ただ、そこは良質なニットウェアを作り付けるメーカーさんならではなところで、
フィット性を上げる首周りや肩周りの減らし目や、
デザイン性を上げる編み目の取り方は、繊細なディテールの積み重ねとして、
ぜひチェック頂ければと。
ちなみに、サイズ表記はSとMの2サイズのみの展開になってまして、
これで一般的なMとLサイズに相当することになります。
ご参考までに。
製法と一緒に評価できるのが、素材選びの上手さ。
今回の↑ではコットン×フレンチリネンということで、やわらかさの中に
わずか~にコシやウェイトが加わります。
トルファン綿(新疆綿)と聞いて、お察しになられた方もいるやも知れませんが、
当店でもおなじみの、“某カットソーブランド”でも採用されている
産地の素材です。
そんなことからも肌触りの良さは格別なもので、
心地良い着用感は言わずもがな。
今後の展開にも大きな期待を寄せています。
といった具合にお送りしてきたNEWブランドのknitchy。
いかがでしたでしょうか?
母体となるメーカーさんのアイテムとは、前職のときに触れていたりと
浅からぬ縁を感じさせるところもあり、私的な熱い思い入れで
長いブログになった本日。
既にSOLD OUTも見られますが、幸先よく雑誌掲載等もあったりで、
今後お見かけする機会もあろうかと思います。
そんな感じでのknitchy、以後お見知りおきを。
宜しくお願いします。