FilMelange 「BENEDICT」
FilMelangeの2012年春夏第一弾、「BENEDICT」をアップしています。
5minutesでも、ほぼ毎シーズン展開させてもらっています
こちらのBENEDICT。
素材そのものへのこだわり具合や、手間を惜しんだ縫製の都合もあり、
インポート商品並みの納期の遅延は当たり前?
とも称されるFilMelangeですが、昨年の入荷の時期を振り返ると
何と一カ月以上も早いという、願ったり叶ったりな状況になっています。
誠実な企業努力っぷりに敬服致します。
さてそんなBENDICTですが、いくら定番と言えども毎シーズン全く一緒、
ということはなく、来たるべきシーズンに向けて
更にアップデートされたパーカになっています。
以前から続く
「薄手の春向きスウェットパーカ」
という立ち位置は変わりませんが、ご覧頂けるように
裏地の裏毛が変更されています。
前回までのブラウンコットンがややドライでカサッとした、
タオルを引き延ばしたような質感に思いますが、
今回の裏地に関してはJAMES等と共通する、
“ヌメッとした艶やかさ”のある裏毛のように思います。
同じ工程で編み立てた生地のはずですが、
糸の特性で少しウェイト&厚みのあるように思いました。
そして、私的なお勧めでもあるのが
ベースになっている『TRICOLOR/トリコロール』。
TRICOLOR=トリプルトップ糸(天竺)とは・・・
『スウェットで多く見られる杢(TOP)糸
(白×黒などの2色の混色で作るまだらの糸)に一色加えて、
【レッド×ブルー×ナチュラル】の3色!の混合糸を独自に開発。
オーリンダコットンのわた染め糸を、吊り編み機で時間をかけ
丁寧に甘く編み上げた、極上の柔らかさを持つ天竺生地です。』
というものになります。
実際、よそさんではコチラの色を「パープル」としていますが、
個人的な見立てで同じものを「ラベンダー」としていますので、
ご了承下さいませ。
赤・青・白という、抜群のハーモニーを奏でる3色のコンビネーション。
色の3原色は赤・青・黄と言いますが、赤・青・白はオノ3原色(?)なだけに、
気持ちの高ぶりようは容易に伝わろうかと思います。
その辺りも踏まえて、じっくりとご覧になってみて下さい。
宜しくお願いします。